日中ショア『エイ』ingのススメ! 2006.8.28

なか

2007年04月07日 20:01

イカ係長のブログで日中ショアエイングが熱いと言う記事を見た…。
エイジャンプや鈍重な引きが凄まじいの一言だと…
一目見て『つ…釣りてぇ…』抑えられない衝動が体中を突き抜けた(笑)

よく記事を読んでみると…地球丸ソルトウォーター7月号に釣行記を書いてみないかとボクに紹介してくれたチャッキーさんも同行してた模様。

同じ海族のメンバーでもあるチャッキーさんに早速アポを取ってみた。
『チャッキーさん!あのエイはどうやって釣るんですか?』
「あぁ、あれね…」

惜しみも無く、日中ショアエイングの極意を事細かく伝授してくれる…
羽ばたくヒレをたたんだ瞬間がランディングのチャンス。
じゃないと60cm枠のタモでも厳しいとか…

3度に渡るラインブレイク後の1匹…、シーバスロッドで25lbリーダーでも1時間5分の格闘を強いられたetc...
狩猟本能をくすぐる内容に、色々と考えながらその時を迎えた。

狩りの場所は自分でチョイス。神戸港某所とだけ言っておこう。
ターゲットはナルトビエイ?と言うらしい。

瀬戸内、広島等では大量に発生し、アサリを食い荒らす問題児らしい。
アサリ漁を営む漁師が駆除に走り、天敵になっているようだ。

細かい攻め方、メソッドはワタクシも教えて頂いた身であり、ココで細かく発表できない事は了承してもらいたい。

まさにヒットした瞬間から【凄まじい】の言葉に尽きる…その時、AM9:54分。

シーバスロッドで1時間以上のビッグファイトと聞いていたが、ワタクシには自信があった。
ミュートス100HにソルティガZ4500、PEは3号、リーダーはフロロ50lb完全に青物対応仕様である。
こんだけ強ければ5分?7分?まぁ10分はかからんだろ( ̄ー ̄)と思っていたが…
コレ…無理かも(´・ω・`)

ミュートス100Hがバットからブチ曲がりドラグもジリジリと出されている。
ドラグをフルロックすると海中に引き込まれそうになり、緩めるとナンボでも出されてしまう。

ロックするかしないかの状態でファイトを続けるが、それでも完全に体重をかけている状態…
ラインブレイク、身切れ、フックが伸びてのフックアウトを喰らうと一人バックドロップ状態である。
コンクリートに脳天直撃は効くゼ…
しかし、突進力は無いので落ち着いて対処できる。

短時間で腕がパンパンになり、周囲にはギャラリーが集まり勝負の行く末を見守られていた。
海中で羽ばたくエイが水を掴む威力と言うのはこんなに凄いモノなのかと痛感させられた。

あれだけバイオレンスな引きを見せたヘヴィーデューティー野郎もさすがにバテてきたのか、海面に姿を現す時間が長くなってきた。

エイと呼吸を合わせ(笑)タイミングを見計らいランディングに成功!
その時AM10:19分…このタックルでも実に25分もかかっていた。
やったー!エイ、獲ったどぉー!
しかし…半端じゃないくらい重くて片手じゃ上げれない!
ギャラリーのおっちゃんに竿を持ってもらい引きずり上げた。

重い…仕事で扱ってる20kgの鋼材よりも重たひ…持ちにくい事もあってか重く感じる。
キッチリとは量ってないから分からないが、推定20kg~25kgあるだろうか…?

しかしそのパワーとは裏腹に、なかなかカワイイ顔をしている。
ん?キモカワイイ?いやいや…やっぱキモイね。
特に裏にある口とか歯見たらチョット引くね。
目の後ろにあるエラの出口みたいな穴なんか『バヒューッ!』って言うんだゼ。

トゲらしき物は無かったがシッポなんかヒュンヒュン振り回しやがるしキモイの怖いのって…
最初は近寄れんで。

見慣れてくると触れるようになってくるが…多分『バヒュー!』の穴しか持つトコないと思う。
だから自然にできてしまう、この持ち方が『エイ持ち』として語り継がれて行くであろう。

また、色んな【インパクトのある】持ち方も研究して…いや…もうイイかな。

コイツは健闘を称え『エイ持ち』のままパワーリリース。
皆さんも、ハンマー投げの選手のようにリリースポイントで腹の底から声を張り上げてリリースしましょう。
堤防の角にぶつけるとカワイソウだしね。

写真撮りまくったから、しばらく陸上に居てたけど、バッタバッタと泳いで行きました。コイツ…ホントにタフです^^;



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