タイの国 バラマンディー遠征 byイノウエ
とうとう、憧れの海外遠征に行って参りました!
今回のターゲットはタイ・バンコクのバラマンディーなる淡水魚。
日本のアカメと近縁種でバンコクでは食用に養殖されている高級魚である。
今回の日程で釣りに費やせるのは1日だけ。
コブラやオオトカゲに噛まれる危険性があったので、今回はインターネットでバラマンデイー現地ガイドを頼む事にした。
11日当日の朝、予定通り現地ガイドで日本語OKのメットさんがホテル前に迎えに来てくれ、軽く挨拶をしてから私とK氏はさっさと車に乗り込んだ。
およそ1時間くらい走った所でもう一人のガイドのモンスター・クリスさんの釣具店に立ち寄った。
彼は現地では有名なプロアングラーで雑誌にもよく載ってるらしいのだが、どーやら彼はタイ語か英語しか喋れないみたいだ…
今回はモンスター・クリスさんの店から10分ほど車を走らせた所にあるポイント。
使用するロッドはバス用スピニングのMH~Hクラスでリールはダイワの2000~3000番クラス。
メインラインがPE2号でリーダー90lb^^;
50lbをもっていったんですがクリスに『50lb NO~!90lb OK!』と言われる…何を釣るねんって感じ^^;
そして、いよいよ釣り開始!
朝はトップに反応が良いとの事前情報を元に先ずはペンシルをセレクト。
数投のうちに同行のK氏にヒット!凄い引きに声をあげながらファイトしている。
そして、すぐに私にも待望のバイト!・・・って一瞬でフックアウト(T_T)
『あれっ?』てルアーをみるとフックが折れとる!!
太軸フックに交換してきたのにっ・・・
気を取り直しルアーをチェンジして数投キャストするとまたまたバイト!
今度は『グァボンッ!!』と大きな捕食音をたててのバイト!ドラグ音が『ジィィィー!』と鳴り響く!
初めてのファイトで慎重に対応したので時間はかかったが、何とかランディングに成功!
初バラマンディーは6kgアップ!!
わたしは、メチャメチャ嬉しいのだがガイドのメットさんは…
『写真撮ろうか?』といたって冷静。
どうやら、これくらいは当たり前らしい…
その後は6~7kgくらいのを2本追加したが、朝マズメが終わったのか思っていたより釣れ続かない。
プロアングラーのクリスに釣り方などを詳しく聞きたいのだが…日本語OKのメットさんが体調不良でダウンした為に通訳がいない^^;
『バラ、っん~ボトム チョンチョンで~バイトOK?』って感じなつたない英語でコミニケーションを取りながらトッププラグから6インチノーシンカーワームにチェンジ^^;
キャストすると後ろでクリスが『ウェイテン!』と言っている。
これくらいなら分かるゼ(^^)
『待てだな!』とカウントダウン。
10ほど数えてから軽くジャークするように引きまたストップ。
すると、強烈なアタリがガツンときた!そしてジャンプ!デカイッ!
さっきまでとは明らかに違う!ドラグが鳴り続けている!巻いては出されるの繰り返しで15分程ファイトしただろうか…
クリスにランデイングしてもらったバラはなんと9kgアップ!
ラインはギザギザでワームは飛んでいき、フックはひねったように伸びていた…
その後は8kgを追加し少し早いランチタイムとした。
モンスター・クリスのショップでランチを頂き、1時間ほど昼寝をしてから釣りを再開した。
昼からはクリスのショップで購入したポッパーなどを使い6kgくらいを5~6匹追加。
何故かこのくらいからクリスの言っている英語が理解出来るようになってきたが、どうやらクリスにはバラの動きが見えているらしいのだ。
『今はルアーを見て考えてるからストップだ』とか『下に付いたから軽く動かせ』など私にはまったくみえないのだが、さすがは現地プロアングラーである!
そのおかげで夕マズメのエキサイティングなトップゲームを堪能する事ができ、そして夕方の空にバラマンディーがジャンプする姿はまさに仏教の国タイの神秘だと感動した所で納竿とした。
現地プロアングラーのモンスター・クリスに出会えたお陰でこの釣行は最高の思い出となりました!感謝します!
そして、またいつかバラマンディーと再開したい!と心に秘め帰路についた。
関連記事