ショックリーダーの基礎知識

なか

2008年12月04日 04:09

以前・・・

ライン選びの基礎知識(←復習クリック)
PEラインの基礎知識(←復習クリック)

と紹介させて頂きましたが…今回は、ショックリーダーの基礎知識について紹介させて頂きます


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ショックリーダーって何?って方は居てないと思いますが…

PEラインの発展と共に、現代のフィッシングシーンには、欠かせない存在となっております


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ショックリーダーとは…システム(仕掛け)全体の性能を100%発揮させる為に、メインラインの先端に装着するライン。

単に『リーダー』と呼ぶ時もあります


先糸やハリスも、呼び方は違いますが同様の役割を持つラインです。

現代のフィッシングスタイルでは、メインラインにPEを用いるケースが多くなっているので…

ショックリーダーの存在も、必要不可欠になっていると言う事です


ショックリーダーの役割として…PEラインのポテンシャルを全て引き出す役割があります

PEが感度に優れているのは、ほとんど『伸び』が無いからですが…

それゆえに、フッキング時にアワセ切れする確率も高くなります。 また、摩擦に弱いと言う短所もあります

そこで、衝撃を吸収し、耐磨耗性能を補うショックリーダーが必要となります


PEは光を透過しないので、水中で魚から目立ってしまう難点もありますが…

ショックリーダーでカモフラージュする役割もあります




ショックリーダーメインライン バランスとして・・・どちらを強くしますか

基本はメインラインと同等、もしくはメインラインより強度が低いモノを選びます。

ショックリーダーがメインラインより強いと…

ルアー、リグの接点で切れず、メインラインとショックリーダーの結合部で切れてしまいます。

例えば…PE1.5号だと20lbくらいの強度があるので、この値とのバランスを考えてリーダーを選んで下さい



新しく発売された…VARIVAS ライトゲーム ショックリーダー フロロカーボン

コレは8lbですが…ライトゲーム メバルPEだと0.4号がMAX 8lbなのでバランスが取れると言う事です


フロロカーボンかナイロンか?

結論から言うと…ボトムに強いフロロカーボン 巻物ならナイロンです

ショックリーダーにフロロカーボンを用いた時の利点は…

沈みやすく感度に優れる事と、根ズレ等の摩擦に強い事 なのでボトムを探るようなスタイルにマッチします

一方・・・ナイロンはしなやかで適度な伸びがあり 『投げて巻く』 ような釣りにマッチしています



ショックリーダーの長さは・・・? 長くても2mくらいがベター。

しかし、タックルバランスやポイントの状況によって左右されるので…一概に『コレッ!』と言う長さはありません

陸っぱりのルアーフィッシングでは、1~1.5mくらいが基準では?と思いますが…

リーダーにコブのできるノット等・・・長ければトラブルの原因にもなります

ショックリーダーは短い方がトラブルも少ないですが…短過ぎても困るので、摩擦系ノットを習得しましょう



ショックリーダーの交換の目安は?できれば毎釣行ごとに交換して下さい

ナイロンの場合は、水を吸ったり光を浴びる事で、使用してなくても劣化します

フロロカーボンはラインにキズが付いたら即交換ってイメージで



号数表記ポンド表記の違いは?太さの単位と強さの単位なんですよね

ラインの太さを表す単位『号数』で…1号の太さの目安は0.165mm

強度を表す単位『LB』で…1LBなら0.453kgの荷重で切れる強度を示します


メインラインとショックリーダーのバランスを考える時…

号数表記とポンド表記を瞬時に換算する事が求められます。

どちらの単位でも、スグに対応できれば、購入時や実釣時に迷わなくて済みます


目安となるのは『号数×4=およそのポンド数』と言う換算式です

例えば2号ラインなら8ポンド…5号ラインなら、かける4で20ポンドとなります


目安換算の式として【号数×4=ポンド】と覚えて下さい

逆に言えば…【ポンド÷4=号数】って事になりますよね



10号を超える場合は・・・3~3.5かける事で、より正確にポンド数を把握できます



『LB』とは・・・?

以前、PEラインの基礎知識の時に、優ママさんから『LBって何の略ですか?』と質問がありました

何気にLBの事を『ポンド』と読んでる人も多いと思いますが…

オイラもバスやってる頃から、ずっとポンドと読んでました スペルが違うのでチョット調べてみた所…

実は『リブラ』と言って秤(ハカリ)を意味する単位らしいです


歴史的起源は…

メソポタミア地方で大麦1粒の重さを元にグレーンが定められ、その倍量単位としてポンドが定められた。

使用法としては、人間が1日に消費する食糧としての単位である。
(1ポンドの製粉によって焼かれたパンが1日分の主食量)


古代ローマではこの単位を「リブラ(libra)」(天秤の意味)と呼んでおり、これがポンドを表す記号“lb”の由来である。


また、通貨の単位のポンドの略号“£”もlibraに由来する。

「×××リブラの重さ」を“××× libra pondus”と言い、このことから“pondus”がリブラの別名となった。

と言うワケらしいです だから表記はリブラでも、読み方はポンドってなってたんですね


まぁ…こんなマメ知識も知ってて損はナイやろ~



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