熊野古道 百間ぐら (小雲取越)
とある方のブログに載っていた写真を見て…
どうしても自分の目でその景色を見てみたいと思いました。
世界遺産 熊野古道の中でも1番の景色と言う人も多い【百間ぐら】
聖地であり浄土の地とされた熊野をめざして数多くの人々が巡礼するようになり…
古くから熊野三山を目指す人々が通った周辺地域からの幾筋もの道が熊野古道と呼ばれている。
いくつかのルートの中の一つ小雲取越 所要時間 13km 5時間半のルート
短縮させる為に、林道を突き進む。
前もって聞いていた場所に到着してみるも、それらしき目印が見当たらない…
これかな?と思う目印も微妙な感じでしたが…とりあえず行ってみる事に。
それが失敗。
行者が枝にくくりつけたリボンを目印に、道無き道まで突き進むも結局迷子に(笑)
日も暮れて真っ暗になりましたが、念の為に持って来てたライトを頼りに下山。
ヘビに遭遇したりと大変でしたが、何とか車まで戻る事が出来た。
いにしえの時代…死者の霊が集まる【隠国】(こもりく)と呼ばれた熊野…
危うく越えてはいけない領域を越えてしまう所でした(怖)
林道を抜けた所に、1件の焼き鳥の屋台があったので、道を尋ねてみる。
主人もあまり詳しくはナイようでしたが・・・
わざわざ詳しい人に電話までかけてくれて丁寧に教えてくれました。
コッチの人はホント温かい人が多い。感謝です!
目的の場所は、まだ車で20分程離れた場所らしい…
全然ちゃうやん(笑)
もう真っ暗なので、翌日の早朝からリベンジする事に…
am5:00・・・
日が明け始めた頃に出発。
たしかに目印とピッタリのモノが次々と目に入る(笑)
上下左右、杉林に囲まれた古道を突き進むと、視界が開ける百間ぐらに・・・
朝モヤに包まれた【百間ぐら】
熊野三千峰と言われる標高1000m前後の峰々が連なる山岳地帯。
死者と生者が共にある。と言われる神秘的の地・・・
見渡す限りの連峰雲起・・・熊野三千峰の名は伊達じゃありません・・・
しかし…朝モヤと雲で、遠くの景色が見えづらい。
太陽が昇り始めると気温が上昇し、幾分マシになるはず…
待つこと4時間・・・(笑)
完全にクリアな景色は見れませんでした(笑)
しかし…季節や時間によって、違った素晴らしい顔も見せてくれます。
写真の編集ができない撮って出しのオイラには、これが限界です。
満足できる景色に出逢えるまで・・・また行こう!
熊野古道 小雲取越 百間ぐら
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