ヤマリア・サンライン エギングフェスティバル 2006
11月11日(土)…
ヤマリア・サンライン エギングフェスティバル2006へ参加すべく、和歌山県印南まで車を走らせた。
仕事の関係で夜勤が続いてる為、受付に間に合うか心配だったが…
『競技時間は短くなりますが、遅れて来られても構いませんよ』との事なので一先ず安心。
仕事も予定より早く片付いたんで余裕で間に合いますな( ̄ー ̄)
と外を見てみると…凄んごい雨!
雷も鳴ってるやん(;´д`)
携帯で現地の天気予報を調べてみると…
1時間に12~14ミリの雨!?
波も1メートル→3メートルってなってるし(爆)
ちゅ…中止にならんかな…と思いながら大会担当の方に連絡を入れてみる。
こんな状況ですが、ヤルんですか?と聞くと…
『やります!私らも今から会場に向かいます!』との事だったので、嫌々会場へと向かった(笑)
雨でスピードが出せないのと睡魔に襲われて、何回か逝きそうになりながらも、何とか会場に到着。
開会式の時には雨も上がり、日頃の行いの良さを実感できた(爆)
先週、海族のチームメイトより、中紀北側の地磯で1200gチョイ&1000gチョイをゲットしたと情報を頂き、同じ場所に行こうかと思ったが…ワタクシは行った事がないポイント。
詳しく聞くと、釣り禁止のエリアも近くにあって、竿を出せるポイントも2名程でイッパイらしい。
それにエサ釣りの人が先行してたら無理でしょう。との事だったので大会当日ぶっつけ本番はリスクが高いと考え、行き慣れた中紀南側の地磯へ行く事にした。
ポイントは先月、ワタクシが『ソルトウォーター11月号』で紹介したポイント。
田辺湾の北側に位置し、海に向かって広がる平らな岩礁部分からなる岬で、森、磯、海の三者が一体となっている。
黒潮がもたらす、一年を通して温暖な気候は、海だけでなく安定した生態系が形成されています。
財団法人 日本ナショナルトラスト(旧:観光資源保護財団)
簡単に言えば、ナショナルトラストに寄せられた寄付や募金、会員の方の会員費で、この地域を取得。
開発の手が入って自然が壊されないよう、後世に継承して行こうと保護されている場所でもあります。
無料の駐車場やトイレなども設置されている、この素晴らしいポイントを守る為にも、訪れる方はゴミなどのマナーにはくれぐれも注意したい。
少し話がそれてしまったが…駐車場に到着すると車がほとんど無い…。
エギンガーらしき車なんて1台も無い…夜中の雨が効いたな( ̄ー ̄)
駐車場に着いてトイレに駆け込む、ヤカラ@さんを置き去りにし、早速ポイントに向かう(笑)
まずは外向きの小さな磯場に立って、沖をチェックするが反応がナイ…。
横を向いて手前の湾内をチェックするも反応がナイ…イカの姿も確認できない(´д`)
その間に数名のエギンガー&軽量化@ヤカラさんが奥のポイントへと向かって行く。
ワタクシもチェックを入れながら徐々に奥へ向かって行くが、とあるポイントに差し掛かった時、内向きのポイントが気になった。
ある程度、成長を遂げて水温の低下と共に深いレンジ、沖へと落ちて行く、この時期のアオリイカ。
潮通しが良く、ディープに隣接したシャローエリアにステージングしている段階の個体を狙うか、一発大物を狙ってディープを直撃するのが一般的だが…
その内向きのポイントは以前、秋イカが本シーズンに入る前の8月頃に600g級をゲットした、言わば『良い想いをした事がある』ポイントである。
普通に考えれば誰もが通り過ぎるノーチェックポイント。
でも過去にイイ想いをしたワタクシは一応チェックする。
すると400g級の白く透き通ったアオリ様が『スーッ…』と寄ってくる( ̄ー ̄)おぉ居るねぃ♪
抱くまでは至らなかったが地続きになっている対岸の磯際までエギを投げてみる。
軽く2段シャクリを入れ、ラインを張り過ぎず、緩め過ぎずのテンションを保った状態でフォール。
パチン!と軽いアタリが出てアワセを入れると…『ドシュッ!』乗った( ̄ー ̄)
ん?『ジ…ジィ~ジィ~! フッ・・・』バレたー(T_T)ってドラグ出たやん!結構ヨカッタで…orz
ピックアップせずに足元までシャクって寄せてくると、またまた足元で『ドシュッ!』乗った( ̄ー ̄)
『ジ…ジィ~ジィ~! フッ・・・』って、またバレてるやん(T_T)同じくらいのん…結構ドラグ締めてるのよ…orz!?
普段、満潮時には水没する、このスルーな地磯。
今日は潮位が低く、満潮でも顔を出しているので、防波堤チックな場所からアプローチしていたが、降りて対岸まで向かう。
足元には大きな磯のスリットが入ってあり、湾の最奥部の割には水深が結構あるのだ。
最近メインに使用しているエギ王JP3号をキャストし、2段シャクリ~テンションフォール、底を重視したスローな釣りを展開する。
秋のイカはハイピッチでテンポの速いイメージが付きまとうが、大型を狙うとなると逆効果になる事が多い。
このエギの特徴は、ダートする要素ができるだけ排除されている為、軽い力1回で『トーン』と跳ね上がってくれるハイジャンパーなのだ。
軽い力で済む事により、ラインが水を切る力が抑えられ、手前への移動距離も短く済む。
1回のキャストで、イカにエギを抱かせる上、最も重要な要素『フォール』を数多く作れるのでチャンスも自然と増えるのである。
そんなイメージを持ちながら、扇状に広く探っていると…わずかなアタリと共にエギのフォールが止まる…
先程のバラシを意識し、鋭くアワセを入れてやると…
『ドシュッ!!』ノッた( ̄ー ̄)この時am8:30分頃。
さっきよりチョットだけドラグを締め直していたが、それでもジリジリとわずかに出ている!
エエサイズや!海抜0メートル地点に立っているワタクシは、そのイカをハンドランディング(笑)
バネのハカリで量ってみると1200g!この時期ランカークラスをゲトーヽ(`Д´)ノ
とりあえず、雨模様でデジカメ持って行かなかったので携帯電話でパチリ!
ついでにヤカラ@さんに電話しても出ない…車に忘れていたらしい。
その後も400~500gクラスを2~3ハイ追加していると…
『ドシュッ!!』キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━コレも逝った!!この時am9:15分
コヤツもハンドランディングじゃー!吸盤で手ガリガリされながらも取り込み成功!
バネ量りで量ってみると1300gチョイ!落ち着いて考えよう…11月に1200gと1300g!?
勝った?オレ…勝ったんちゃうの!?
このクラスになると〆て袋に入れてるだけで水分が抜け、100gくらい平気で軽くなるので、〆ずに袋に放り込み海水も入れて浸透圧をかけた状態にしておく。
内容物も破裂しないように丁寧に扱う。
上位数十グラムの混戦になった時、その処理、保存の方法次第で順位が入れ替わってくるであろう。
美味しく食べたい人は…しない方が良いかと(爆)
一ヶ所で入れ乗り状態だったが、コウイカを釣った所で打ち止めとなり(爆)会場へと向かったのであった。
会場に到着すると、結構早めだが数台の車が帰って来ている。ある程度、納得いく釣果をあげての帰還か…諦めての帰還か。
13時半からの検量開始にゾロゾロと良型が持ち込まれる。
1パイの重量勝負で、同重量の場合は先着順につき、早めに検量を済ませる…ワタクシの重量、1320g!
しかし!並んでる列の中にモンスター級を持ってる人が…
心配なのはアイツだ!
恐る恐るハカリの数字を見てみると…
(lll゚□゚)ガーン1400g逝ってるよ…orz優勝は消えますた・・・。
しかし、そのまま2位をキープし大会終了を迎えた。
まぁアレで勝てなかったら仕方がナイ…と言うかココまでできたら上出来って事にしておこう(^^)
で、友人が撮ってくれた写真…コレは絶対使うべきや!と強く要望を受けてるので使わせて頂きます(汗)
アホヅラ丸出しですが、ご勘弁を(笑)
しかしながら、周りの人は知ってるが…なんせワタクシは公式の大会で優勝できないのである。
NBCバス大会の盾も4つあるが2位、2位、2位、4位(笑)
しかも、その内の1回は大会始まって以来の大会レコードを叩き出したにもかかわらず、その日に塗り替えられる始末(核爆)
メバトロフェスティバルも3位、今回も2位。イイ所までは行くのに間が悪いのね(爆)
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